昨年の11月に一般社団法人日本エレクトロヒートセンター主催でオンライン開催された”第19回エレクトロヒートシンポジウム”においてマイクロ波製鉄の話題提供をした際の記事が日刊工業新聞に掲載されました。
まだまだスケールアップなどの技術課題は多く残されていますが、今後の脱炭素化およびプロセス電化に貢献することを意識して、
我々の研究室では、積極的にマイクロ波加熱の製鉄利用を目指したアクティビティーを有しています。
なお今回プラスチックを用いた試験については、少し古いですが以下の論文にその内容が示されていますので、ご参考まで。
現在ではこのほかにも、豪州高リン含有鉄鉱石のマイクロ波による気化脱リン技術の開発や、2050年までの実現が叫ばれる水素製鉄技術へのマイクロ波加熱利用などに取り組んでいます。
鉱石からの脱リンについては、3月の the 2025 International Conference on Sustainable Ironmaking and Cokemaking (ICSCI 2025)で講演予定です。