本日は、令和7年度前期の研究最終報告会を開催しました。
このイベントは春学期の締めくくりとして、研究室メンバー全員がこれまでの成果を振り返り、整理して発表する機会となりました。
🧪 発表内容は、水素還元下におけるペレット膨潤やスラグ発泡、マイクロ波を用いたリサイクル、水性ガスシフト反応のその場分析、さらには脱炭素に向けた新たな還元法の提案など、多岐にわたりました。
各学生が明快かつ丁寧にプレゼンを行い、全体として着実な進捗が見られました。
特に印象的だったのは**学部4年生(B4)**の発表です。
わずか3ヶ月という短期間で、自身の研究背景を深く理解し、それぞれのテーマの立ち上げに成功しており、次のステップに向けた成長がはっきりと感じられました。
💡 今回の節目を終え、B4学生たちは8月の大学院入試に向けて準備に入ります。
試験終了後には、再び研究活動に戻る予定です。
この夏が彼らにとって有意義なものとなり、自信につながる成果が得られることを願っています。
📋 発表トピックの一部(抜粋):
・副生成マグネタイトを含む複合鉱石のCO還元
・水素雰囲気下でのペレット膨潤の直接観察
・水性ガスシフト反応のその場ガス分析
・マイクロ波を利用した高リン鉄鉱石処理
・水素系シャフト炉におけるHBI混合挙動の検討
・スラグ発泡挙動やマイクロ波加熱下での粘性制御・熱分解挙動の分析
登壇したすべての学生の頑張りに拍手を送りつつ、B4の皆さんには入試シーズンの健闘を心から願っています✨
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