6月27日、九州大学 工学研究院 冶金物理化学講座に所属する
大野研究室と、今年度から中島研から独立再編された齊藤研究室との間で、
第6回目となる合同中間報告会を開催しました。

このイベントは、学部4年生・修士1年生・修士2年生による研究中間発表会として、
年3回実施されており、両研究室がかつて1つの体制だった頃から受け継がれている伝統的な取り組みです。

現在もその精神を引き継ぎ、研究室・学年の垣根を越えた学びの場として、
互いに刺激を受けながら一体感を育む重要な機会となっています。

🧪 今回は以下のような9件の発表が行われました:
• スラグ発泡現象の可視化と定量評価
• モールドフラックスの結晶化挙動(加熱・冷却サイクル)
• マグネタイト粉末の水素還元反応速度論
• 即発ガンマ線分析法による高精度組成定量
• 電気炉スラグの電気伝導度測定
• 灰分含有炭材による鉄の加炭・融解挙動の解析
• BOFスラグの直接炭酸化反応挙動
• 高濃度懸濁液の粘弾性挙動
• 直流電場下での粘性挙動変化の評価

各発表は15分講演+15分ディスカッションで行われ、
教員と大学院生による座長のもと、活発かつ温かな雰囲気の中で、学生同士の意見交換とフィードバックが行われました。

💡 齊藤研究室としての新体制での参加は今回が初となりますが、
今後も「チーム冶金工学」としての結束を深めながら、共同での教育・研究活動をより豊かに展開していきます。

#九州大学 #材料工学 #冶金工学 #研究発表 #大学院教育 #学生研究 #プロセス工学 #研究室交流 #大野研 #齊藤研 #学び合いの場