九州大学 大学院工学研究院 材料工学部門

研究室配属を考えているあなたへ (For Prospective Students)

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大野研では、鉄鋼製錬プロセスを中心に、
資源とエネルギーの有効活用、そして地球環境の保全を目指した研究を行っています。

日本の鉄鋼技術は世界のトップをリードしていると言われていますが、その技術をさらに進化させ、未来を作り出すためには、
基礎研究と、それを担う技術者の育成が不可欠です。

当研究室では、みなさん一人ひとりの可能性を最大限に引き出せる環境を整え、
夢を持って本気で学ぶ意欲があるあなたを、全力でサポートします。

大野研には、100年以上の歴史と多くの優秀な人材を輩出してきた実績があります。
そんな研究室で、次の未来の技術者を目指して、共に進んでいきませんか?

Recent Student Research Topics(直近2年の学生研究テーマ例)

大野研では、学部4年生から大学院生までが、以下のようなテーマに取り組んでいます。
研究テーマは毎年固定ではなく、配属後の議論を通じて決まります。

🪨 原料特性・資源循環

「原料そのもの」を理解・改質して、反応や資源循環につなげる研究

  • 鉱石の比表面積や構造が還元反応性に与える影響
  • マイクロ波加熱を用いた製鉄副産物・スラッジの資源化
  • 高リン鉄鉱石のマイクロ波加熱挙動と不純物除去
💧 水素還元/その場計測/マイクロ波

脱炭素の鍵となる還元反応を、計測と反応工学で“見える化”する研究

  • 原料組成の違いがマイクロ波加熱挙動に与える影響
  • マイクロ波照射下における流体の温度分布と物性評価
  • 水素および一酸化炭素による還元反応の寄与評価
🔥 高炉内挙動・軟化・通気性

炉の中で“材料集合体”がどう変形し、通気性を支配するかを扱う研究

  • 直接還元鉄の装入が高炉内の空隙構造・通気性に与える影響
  • 水素還元に伴うペレットの収縮挙動と脈石成分の役割
🌋 溶解・浸炭・界面反応

“溶け始め”や界面反応を押さえて、溶解・精錬を理解する研究

  • 浸炭反応に伴う初期溶融挙動と酸化物成分の影響
  • 炭材共存下での酸化物–金属界面における溶融開始現象

※ ここに挙げたテーマは一例です。実際の研究内容は、学生の興味や問題意識に応じて柔軟に設定されます。

研究内容をもう少し知りたい方へ:大野研の研究は「4つのテーマ」と共通する考え方で整理しています。

▶ 研究フレームワークを見る

この研究室で1年を過ごすとしたら

大野研では、配属直後から放置されることはありません。
研究・進学準備・発表経験を段階的に積み上げる形で進めます。

🌱 4月:研究テーマ確定
  • 教員・先輩との議論を通じて研究テーマを決定
  • 研究の背景や目的を整理し、「何を明らかにしたい研究か」を共有
🔬 4月〜7月前半:基礎力づくり・研究準備
  • 研究背景の理解(関連論文・過去研究の読み込み)
  • 実験試料の準備、装置の扱い方の習得、実験の練習
  • 英語論文ゼミ(必須)を通じて、専門内容の理解と英語力を養成
    (専門英語単位取得を兼ねる)
📘 7月後半〜8月:大学院入試対策期間
  • 大学院入試に集中してもらうため、研究活動はいったん中断
  • 勉強に専念できるよう、研究室としても明確に区切りを設けています
📈 9月〜12月:研究再開・深化
  • 入試終了後、研究を再開
  • 月1回ペースで研究進捗報告会を実施
  • 齊藤研究室との合同中間報告会で、初めての対外発表を経験
📝 1月〜2月:卒業論文のまとめ・発表
  • データ整理・考察を行い、卒業論文として完成
  • 2月に卒業論文発表会
  • 研究の進み具合によっては、3月に学会発表を経験する学生もいます

※ 研究テーマや進路に応じて、進め方は柔軟に調整します。

国際的な視野で研究する環境

大野研究室では、水素製鉄や高温反応メカニズムを中心に、欧州・アジアを含む国際共同研究を積極的に進めています。
助教の昆先生は、九州大学のSENTAN-Q Global Faculty Development Programに参加し、対話型教育や国際研究ネットワークの構築にも取り組んでいます。

昆先生インタビュー動画はこちら

大野研での研究スタイルが合う人/合わないかもしれない人

✔ 大野研に向いている人
  • 現象を「なぜそうなるのか?」まで考えるのが好きな人
  • 装置・データ・論文を使って、じっくり議論する研究に興味がある人
  • 実験結果が思い通りに出なくても、原因を考えることを楽しめる人
  • 鉄鋼・材料・エネルギー分野に、社会とのつながりを感じたい人
  • 将来、企業や研究の現場で「考える力」を武器にしたい人
△ 大野研が合わないかもしれない人
  • マニュアル通りに進める実験だけをやりたい人
  • 答えがすぐに出る課題だけに取り組みたい人
  • 自分で考えるより、常に指示をもらいたい人
  • 研究内容よりも「楽さ」や「作業量の少なさ」を最優先したい人

※ どちらが良い・悪いということではありません。
研究室選びは「相性」が大切です。少しでも気になったら、ぜひ見学や相談に来てください。

見学や相談は歓迎です🙋‍♂️
配属を検討している方は、まずは気軽に連絡してください(日時・方法は個別に調整します)

国際学会(ESTAD 2025)での発表と国際交流(Venice, Oct 2025)


For visitors and collaborators from outside Japan, we provide a dedicated English page introducing our research activities,facilities, and international collaborations:

🌍 For International Visitors – Research, Facilities & Collaboration
(Official English introduction of Ohno Laboratory)

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